雨情枝垂:ウジョウシダレ |
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花弁数:15~20枚 花径:2.2~3.2cm エドヒガンの栽培品種。栃木県宇都宮市の民家で栽培されていた。その屋敷に野口雨情が住んでいたことから名づけられた。ヤエベニシダレより花が大きい。樹高は4m程度しかならない。 |
思川:オモイガワ |
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花弁数:5~10枚 花径:2.8~3.8cm 栃木県小山市の修道院に植えられたジュウガツザクラの実生から久保田秀夫が育成した品種。小山市の花に指定されている。細い枝が多数出て、傘状になる。花は4月上・中旬ころ開花。 |
海猫:ウミネコ |
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花弁数:5枚 花径:2.8~3.4cm 英国のIngramによってオオシマザクラとマメザクラからつくられた栽培品種。花弁はマメザクラより大きな円形で正常はめしべが1本ある。若芽が花の後から伸びてくる。枝が箒状で枝が広がらないのが特徴。欧米では街路樹として利用されている。 |
楊貴妃:ヨウキヒ |
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花弁数:15~20枚 花径:3.8~4.6cm サトザクラの栽培品種。奈良の興福寺に玄宗という僧侶が庭の桜に愛情を注いだことから、その桜を「楊貴妃」と呼ぶようになったといわれる。花と若芽は枝先 に鞠のように集まる。花は、初め濃紅色だが開花するとだんだん淡くなる。花と同時に緑褐色の若芽が伸びる。 |
日暮:ヒグラシ |
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花弁数:約20枚 花径:約4~4.5cm 東京の荒川堤にあった栽培品種。花弁は円形で先端付近に細かい切れ込みがある。外側の花弁の先端と外面は淡紅紫色、内側の花弁はほとんど白色。めしべは、おしべより長く突き出ている。若芽は開花と同時に伸びる。 |
紅華:コウカ |
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花弁数:15~20枚 花径:3.8~4.6cm 栽培品種。楊貴妃や関山に似る。花の色が関山と同じか、それ以上に濃紅色をするが、花径が一回り小さい。若芽は花と同時に伸びる。 |