■太宰府天満宮のヒロハチシャノキ | ||||||||||
チシャノキはムラサキ科の落葉高木で、日当たりのよい暖帯の適潤地に生えます。 若葉が食用となり、キク科の野菜であるチシャ(レタス)に似た味がするのでこの名がついたといわれています。黄熟した果実も食べられます。 また、葉や樹皮がカキノキににていることからカキノキダマシの別名があります。 カキノキの葉との違いは、葉の縁に細かい鋸歯があるところです。 材は美しい淡褐色で比較的軟材なので加工しやすく、家具などに適していますが、 大径材の量が少ないので木材にはあまり利用されていません。 この木は、葉がやや幅広く波状の鋸歯があるのでヒロハチシャノキとして区別されています。 |
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