■普光寺の臥龍梅(ウメ) | ||||||||||
ウメはバラ科の落葉小高木で、早春の花として、また梅干しや梅酒の材料として、 私たちになじみ深い植物です。 中国南部原産の本種は、奈良時代以前に日本に渡来したもので、 比較的温暖な地方を好みますが、今では全国的に植えられ、その品種は300とも500種ともいわれています。 特異な伏条性と高樹齢のこの花木は、「普光寺の臥龍梅(ガリュウバイ)」として親しまれ、古来、当地方の銘木になっています。南に親株があって、この株か ら伏条によって次第に北方へ拡がっており、その長さは22mに達していますが、枝の地面に接触した部分から発根すると同時に、株条に多くの枝を出していま す。 2月下旬より3月上旬にかけて、八重咲きの美しい紅色花をつけます。 |
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