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ツキヨタケ 傘を割くと、根元に黒いシミがある |
シイタケ 肉は白色 |
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ツキヨタケ 日本で一番食中毒例が多いきのこです。 赤矢印の先は、このきのこに特徴的な根元のシミです。 |
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スギヒラタケ 腎機能の低下している人が摂食後急性脳症で死亡する事例が相次いだきのこです(主に東北地方)。九州では事例はありませんが、原因が解明されるまで食べてはいけません。 |
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ニガクリタケ ヒダが硫黄色~暗紫褐色 柄の上部は傘と同色、下部は橙褐色+光沢 傘に強い苦味 |
クリタケ 柄が上部は白色、下部はさび褐色 傘に苦味はない |
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ニガクリタケ 主に春から秋にかけて主に広葉樹に発生し、福岡県内でどこにでも見られるキノコです。 このキノコは、食用とされるナメコ、クリタケ、ナラタケと間違えられやすく、誤って摂食される例が多く見られます。毒性が強く、重症の場合には死亡する場合もあります。 特徴として、傘に非常に強い苦みがあり、傘の裏のヒダが硫黄色~暗紫褐色を帯びます。 |
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ミドリスギタケ 肉はオリーブ黄色 ヒダは淡黄土色から褐オレンジ色 |
シイタケ 肉もヒダも白色 |
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ミドリスギタケ 日本全国で春から秋にかけて主に針葉樹の材上に発生し、福岡県内でも身近な里山等で発生しています。平成22年度には、福岡県内で中毒例も発生しており、形はシイタケと似ていることから注意が必要です。 特徴として、傘および柄は、黄~紫褐色でしばしば深緑色のしみが生じ、肉はオリーブ黄色、傘の裏のヒダは淡黄土色~褐オレンジ色です。また、傘には苦味があります。 |
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クサウラベニタケ 傘が乾くと絹状光沢をあらわす 柄の中は空洞になっていてもろい |
ウラベニホテイシメジ 傘に指で押したような丸い模様がある 柄の中は詰まっていて堅い |
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クサウラベニタケ 夏から秋にかけて広葉樹の林内地上に群生し、福岡県内でも身近な里山などで発生しています。食用のウラベニホテイシメジとよく似ており、区別が非常に困難なため誤って摂食される例が多く見られます。死亡例も報告されています。 特徴として、傘の表面がねずみ色で乾けば絹状の光沢があり、柄は中心が空洞になっていてもろく、傘の裏のヒダは白色~ピンク色です。 |
※ 参照文献:原色日本新菌類図鑑(Ⅰ)本郷次雄、今関六也 編著 日本の毒きのこ フィールドベスト図鑑 長沢栄史 監修 |
(2010/11/17更新 |