キロク タケハチ |
「木は(旧暦)六月」「竹は(旧暦)八月」以降に伐採したほうが良いとの意味です。 ※現在の暦では木の六月・竹の八月は、伐採しない方が良い時期に当たります。 |
木は元から、竹は裏から。(木元、竹裏) |
木をヨキで割るときは元から、竹を割るときは裏(末口)から入れると割れやすいとの意味です。 |
新月伐採 |
新月の頃に伐採した木は、長持ちするとの意味です。 |
間伐は、妻とケンカしてせよ。 |
普通、間伐(選木)は、もったい無いような気持ちが働いて、思い切った施業が出来ないが、ケンカした後に選木をすると、腹が立った勢いで思い切った間伐が出来るとの意味です。 |
春の彼岸に挿し木接ぎ木忘れるな |
樹木は、2月頃までは生長を停止していますが、春の彼岸の頃は、まさに成長を始めようとしていますので、針葉樹も多くの落葉広葉樹ともに適期との意味です。 |
正月の投げ松 |
旧正月の2月頃は、植えて捨てておいてもよく活着して育っていくとの意味です。 |
土用の草をかぶせるな |
強い夏の日ざしの下で生い茂る野草は、7月下旬頃にはほぼ成長を終えて繁茂状況は最高となります。そんな野草に苗木が圧迫されない前に、下刈りしなさいとの意味です。 |
山の肥料は草鞋(ワラジ)、主の足跡よき肥料 |
山主が、こまめに山を見回り、蔓(つる)を外したり、何か異常がある時は手を加えてやる事が、何よりも大切との意味です。 |
山鳴りは、災いの元。 |
山鳴りは、山で何かの災難が起きる前ぶれとの意味です。 |
朝雷は、隣に行くな。 |
朝雷が鳴るときは、激しい災害(大水等)が起きやすいので、例え、近くであっても家をでるなとの意味です。 |
高山から陽を見るな。 |
11月~2月頃までは、すぐに日が暮れます。高い山は明るくても、谷底は帰り道が見えなくなるとの意味です。 |