仙台屋:センダイヤ |
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花弁数:5枚 花径:3.4~4.2cm ヤマザクラの栽培品種。オオヤマザクラのように花の紅色がやや濃い。原木は高知市の仙台屋という店にあったもので牧野富太郎が名づけたといわれている。花と同時に紫褐色の若芽が伸びる。 |
梅護寺数珠掛桜:バイゴジジュズカケザクラ |
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花弁数:100~200枚 花径:3.8~4.8cm サトザクラの栽培品種。新潟県京ヶ瀬村の護梅寺に原木があり、国の天然記念物に指定されている。親鸞上人が数珠を掛けたサクラから数珠のような花が咲いた とつたえられている。花は2段咲きする菊咲きで、花柄や小花柄が長いので垂れ下がる。若芽は黄緑色で花と同時に伸びる。 |
花笠:ハナガサ |
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花弁数:34~40枚 浅利政俊がフクロクジュの実生から得た品種。花が大きく、葉化しためしべが花の外につきだす。花笠に似ているのでこの名がついた。若芽は開花時に大きく展開する。花は紅紫色で先端付近に細かい切れ込みが多数ある。 |
紅笠:ベニガサ |
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花弁数:50~60枚 花径:3.8~4.8cm 浅利政俊が自然交雑種の中から選抜した得た品種。花弁は楕円形で淡紅色。外側の花弁がやや色が濃く、内側の花弁は色が淡く城に近い。めしべは2個葉化する。若芽は黄緑色で花と同時に伸びる。 |
紅豊:ベニユタカ |
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花弁数:15~18枚 花径:約4~4.5cm オオヤマザクラの栽培品種。北海道松前町の浅利正利が交配を行い作出した品種。花は散房状で2~3花からなる。花弁は紅紫色で楕円形で、外側の花弁はやや色が濃い。花に少し芳香がある。 |
寒緋桜:カンヒザクラ |
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花弁数:5枚 花径:2.4~3.2cm 沖縄県石垣島にカンヒザクラの自生地があり国の天然記念物に指定されている。沖縄では観賞用に多く植えられ桜の開花宣言にも利用される。沖縄では1月に開 花。花は2月下旬から3月上・中旬と開花が早い。花は紅色が濃く、下向きに開く。あまり大きくならない。寒さに弱い。 |
鬱金:ウコン |
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花弁数:8~20枚 花径:3.8~4.6cm サトザクラの栽培品種。「鬱金」の名前は江戸中期から記録がある。花弁色が淡い黄緑色で、ショウガ科のウコンの根を使って染めた鬱金色に似る。蕾は淡紅色で、散る間際の花も花弁の中央が紅色に変わる。色が珍しいことから全国で栽培される。 |