オカメ |
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花弁数:5枚 花径:1.2~1.8cm 英国のIngramによってカンヒザクラとマメザクラから生まれた栽培品種。花弁は小さく花は下向きに咲く。花の色は紅が濃いがカンヒザクラほどではない。若芽の色は赤褐色で花の後に伸びる。 高さ3mほどの低木で、早春に咲くことから欧米では庭園木として栽培される。日本にも移入され、植栽されている。 |
大島桜:オオシマザクラ |
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花弁数:5枚 花径:4.0~5.0cm 関東南部の暖温帯に自生する。和名は伊豆大島に多いことから名づけられた。暖かい海岸部に生育し、樹高20m以上になる。大きな花をつけるので観賞用に広く栽培される。 オオシマザクラから観賞価値の高い栽培品種が多く生まれた。桜餅を包む葉は、オオシマザクラの葉を塩漬けしたものからつくられ、花にも同じ香りがある。花の開花と同時に葉が伸びる。葉は緑色をしているので、ヤマザクラと区別できる。 |
江戸彼岸:エドヒガン |
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花弁数:5枚 花径:1.2~2.6cm 本州・四国・九州の冷温帯から暖温帯に自生する。春の彼岸ごろに咲くので「彼岸桜」とも呼ばれる。樹高30mを越すこともあり、天然記念物に指定される老 木や大木がしばしばみられる。花の色は、白から紅色まで変異が多く、花の大きさも一様ではない。花が咲いた後は葉が開く。 |
山桜:ヤマザクラ |
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花弁数:5枚 花径:3.0~4.0cm 東北南部から九州の暖温帯に自生する。ソメイヨシノが広まるまで桜といえばこのヤマザクラのことであった。吉野の千本桜が有名。花の時期はソメイヨシノよ り早いものからやや遅いものまである。花と同時に赤褐色の若芽が伸びる。花の色や大きさに変異がある。 |
八重紅枝垂:ヤエベニシダレ |
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花弁数:10~20枚 花径:1.8~2.6cm エドヒガンの栽培品種。江戸時代から栽培されている。エドヒガンの中で枝が枝垂れて、花の色が紅色で、八重咲きのもの。普通樹高は5m程度であまり大きくならないので庭園樹として栽培されることが多い。 |
御座の間匂:ゴザノマニオイ |
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花弁数:8~12枚 花径:3.2~4.0cm サトザクラの栽培品種。花は散房状で2~4花からなる。花弁は正常な楕円形のものと旗弁のものとがある。 |