■ニホントカゲ |
分布:全国。県内では平地から山地にかけて広く生息しています。 全長20~25cm、背面は金属光沢のある茶褐色または暗褐色で、側面には黒褐色の筋があります。子どもの体色は親と異なり、黒色の体に5本の黄色い筋があり、尾は鮮やかなブルーです。 地上で昆虫やクモなどを食べていますが、木登りも上手です。 |
 ニホントカゲ(成体) |
 ニホントカゲ(幼体) |

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■ニホンカナヘビ |
分布:全国。県内では平地から山地にかけて広く生息しています。 全長16~27cm、背面は褐色で、ニホントカゲと混同されることが多いようです。ニホンカナヘビは、金属光沢のない、がさついたうろこと全長の約3分の2を占める長い尾で区別できます。昆虫やクモなどを食べています。 |
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■アオダイショウ |
分布:全国。県内では平地から低山地にかけて広く生息しています。 全長1~2m、日本では大型の、無毒のヘビです。体色はオリーブ色がかった褐色に青みがあり、木登りが上手です。 人家や納屋にすみつくことも多く、ネズミを食べるとして大切にされてきました。「やじらみ」と呼ぶ地域もあります。 |
 アオダイショウ |
 (頭部) |

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■ヒバカリ |
分布:本州、四国、九州。県内では低山地から山地にかけての森林や水田、水辺などに生息しています。。 全長40~65cmと小型で、背面は褐色、首に黄色い筋模様があります。 無毒のヘビで性質はおとなしく、カエルやオタマジャクシなどを食べます。 しかし、追いつめられると首を持ち上げ、威嚇(いかく)行動のような姿勢をとることがあり、毒蛇と間違えられていたようで、ヒバカリという名前は「かまれたらその日ばかりの命」に由来するそうです。 |
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