帆柱山系を構成する帆柱山・権現山・花尾山などの最高峰 が標高622mの皿倉山(さらくらやま)です。北九州市を代表する山として、また、北九州市の100億ドルの夜景を眺める山として広く市民に親しまれてい ます。この皿倉山一帯は、北九州国定公園や北九州自然休養村に指定されており、市民の憩いの場として、また自然観察・野鳥観察などの学習の場として学術的 にも貴重な山となっています。 ケーブルカーが通る北斜面登山道周辺は、広葉樹林をなし、鳥類や昆虫が数多く観察されています。九州一長いケーブルカーを利用して、らくに山頂を目指すこ ともできますが、帆柱ケーブル山麓駅の駐車場から整備された登山道をゆっくり歩いて1時間半で山頂に立つことができます。また、帆柱ケーブル山上駅から は、手軽な森林浴ウォーキングコースを楽しむこともできます。(マップを参照) ちなみに、ケーブルカーは皿倉山の山頂を目指しても、帆柱山系に登ることから帆柱ケーブルカーと呼ばれています。山頂にテレビ等が複数立ち、北九州市八幡の町並みからでもよくわかります。 |