■霊峰英彦山 | |||||||
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修験道の足跡を辿る 英彦山は出羽の羽黒山、熊野の大峰山と並び日本三大修験道の霊場として、広く九州全域の人々の信仰を集めていました。 江戸時代の最盛期には、俗に「彦山三千八百坊」といわれ、3,000人の衆徒と坊舎が800を数えたと伝えられています。 銅の鳥居から英彦山神宮奉幣殿までの表参道周辺には、英彦山修験道の歴史を知ることができる英彦山修験道館をはじめ、様々な史跡や坊舎跡が点在しているので、見学をしながらゆっくりと森林浴気分で登ることができます。 |
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参拝コースと所要時間 | |||||||
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英彦山「山あるき」 英彦山は動植物の宝庫で豊かな自然に恵まれています。西国一の修験道の霊山に相応しく、樹齢1200年の鬼杉を筆頭に杉の巨木が林立、そそり立つような奇岩、怪岩が点在し、英彦山ならではの自然景観を誇っています。 登山道を歩いていると、かつて山伏が修行した行場があちこちに見られます。山伏は山内にある49カ所の窟で修行を行っていました。 現在、確認されている窟には、彦山第一窟にあげられる般若窟(玉屋神社)、梵字岩や磨崖仏をもつ今熊野窟、山伏の守護神ともいえる不動明王を祀った大南窟(大南神社)などがあります。 |
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体験しよう、手作りの生活 英彦山は五月下旬の山開きを皮切りに、アウトドアにもってこいの季節を迎えます。 新緑に覆われるこの時期から、夏にかけては登山やハイキングを楽しむのに最適なシーズンです。夏休みには英彦山野営場がオープンし、毎年多くの家族連れが 思い思いに楽しんでいます。野営場のにぎわいが終わると、もう秋の気配が漂い始めます。やがて山は美しく紅葉して、再び多くの来山者でにぎわい、人々の目 を楽しませてくれます。 |
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