■高良大社樟樹(クスノキ) | ||||||||
クスノキは、暖地に自生するクスノキ科の常緑高木で、じょうぶで育ちやすいので各地に植えられています。 葉をはじめ樹木全体に樟脳を含み芳香を持ちます。材は加工しやすく、樟脳を含むため耐朽性・耐虫害性に富みます。 このクスノキは、元来二本であったものが成長するにつれ幹の基部が癒合して、あたかも一本の木から二本の主幹が出ているような形を呈しています。 高良大社縁起書「高良記」によれば、クスノキは神木として、御社殿の用材としても一切使用しないという秘伝があると述べられており、このクスノキも「神木」として大切に育てられてきたそうです。 |
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