■浅井の一本桜(ヤマザクラ) | ||||||||||
ヤマザクラはバラ科の落葉高木で、本州の宮城県以西の山野に生え、 昔から日本人に親しまれてきたサクラです。 ソメイヨシノが出現しなかった明治以前の観桜の主役で、奈良の吉野山、 京都の嵐山などは古くからの名所です。材は、辺材が淡黄褐色、心材が黄褐色であいまいな緑色の縞をもつのが特徴で、建築内部造作材・フローリング・版画の 版木用材として多く用いられてきました。 このヤマザクラは、昭和天皇御大典記念に植樹されたもので、昭和61年に久留米市保存樹木に指定され、市民の貴重な緑の財産として皆様に親しまれています。 例年では、この一本桜はソメイヨシノの約1週間遅れに満開になっています。 |
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