高性能林業機械による列状間伐の方法 | |||||||||||||||
1 使用する機械と作業システム 地形や路網の状況や作業の規模などに応じて、最適の作業システム(機械の組み合わせや作業の方法)を選択することは、生産性の向上やコストの低減のために重要です。 高性能林業機械作業システムには、架線系機械システムと車両系機械システムとがありますが、急傾斜地の多い本県では車両系機械システムは困難であり、下図のような架線系の作業システムが適しています。 |
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また、架線系機械システムでは、下層間伐に比べて列状間伐の方が、かかり木になりにくく、集材効率も高く、残存木の損傷も少ないことから有利です。 集材用機械は、タワーヤーダより控え索が不要で集材木の整理ができるスイングヤーダの方が適しています。 集材距離が短いときは、集材用機械を使用せずにプロセッサやハーベスタに装着したトーイングウィンチで木寄せすると、さらに作業効率が上がります。
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